写真用フィルムの自家現像についての備忘録である。
フィルムと現像の種類
ーフィルム
超微粒子:富士フィルム アクロス100, プレスト400
kodak T-MAX
ILFORD DELTA
微粒子 :kodak Tri-X
ILFORD FP4.HP5
KENTMEA PAN
ー現像液
超微粒子:富士フィルム ミクロファイン
kodak T-MAX developer
微粒子 :富士フィルム スーパーブドロール
kodak D-76
超微粒子のフィルムは超微粒子の現像液で現像するのが良い。
超微粒子のフィルムを微粒子の現像液で現像液で現像することは可能である。
超微粒子フィルムを使い超微粒子現像液で現像すると高いシャープネスの像を得ることができる。
現像方法
通常現像
ISO(ASA)100
現像液温 21℃
初期水洗 30秒
現像液 1分攪拌後1分ごとに10秒攪拌を9回(合計10分)
停止液 30秒攪拌後1分放置
定着 30秒攪拌後5分放置
水洗 1分攪拌
QW 3分
水洗 20~30分(フィルムにヌメりがなくなるくらい)
ISO(ASA)400
現像液温 21℃
初期水洗 30秒
現像液 1分攪拌後1分ごとに10秒攪拌を8回(合計9分)
停止液 30秒攪拌後1分放置
定着 30秒攪拌後5分放置
水洗 1分攪拌
QW 3分
水洗 20~30分(フィルムにヌメりがなくなるくらい)
増感現像
増感現像とは規定値の露出よりアンダーでの撮影を行った際により明るくするための現像方法である。増感現像はフィルムに負担がかかるため通常現像時に比べシャープネスや階調性が失われやすい。
・長時間現像
・高温現像
増感方法では上記の2つが一般的に用いられる。
長時間現像は最もフィルムの劣化が少なく増感現像を行うことができる。
高温現像については階調性の劣化やシャープネスは失われやすいが高コントラストの像が得られやすい。
長時間現像については1段分の増感を行う際は現像時間を1.3倍する必要がある。
2段分増感する際はおよそ1.7倍の現像時間となる。
高温現像については1段分の増感を行う際は3℃刻みで温度を上げると良い。2段分増感の時は6℃上げるとよい。
高温現像についてはより高温にして現像を行う熱湯現像がある。安定して像を得たい場合は60℃程度に温度を設定する。あまり高温にするとフィルムが溶ける恐れがあるため注意してほしい。
減感現像
上記の増感現像に反する現像法を減感現像という。増感現像と同じプロセスで行い、現像時間を0.7倍するとよい。減感現像の際は温度で行うと現像中での温度調整が必要になるた温度ではなく時間で調整するのがベターである。
静止現像
静止現像とは現像時に攪拌を行わない現像法になる。
現像の進行は遅くなるため現像に時間がかかり、比較的コントラストの低いフィルムの仕上がりとなる反面高い階調性,シャープネスを得ることができる現像法である。
現像の際に攪拌をほとんど行わないので現像中に成分が沈殿することにより現像にムラができるリスクがある。
・完全静止現像
現像液を入れた後に攪拌を5秒ほど行い放置する。現像時間は現像液の希釈などに影響する。希釈については後述するが、20倍希釈21℃で1時間放置程度で像が得られる。
・半静止現像
上記の完全停止現像とほとんど変わらないが違いとしては現像中に1,2回攪拌するのが特徴である。これにより成分の沈殿における現像ムラを減らせる。
希釈現像
希釈現像とは現像液を希釈して行う現像である。希釈倍率については様々であるが1:1,1:2希釈であればフィルムメーカーが現像目安時間を公開している場合が多い。
希釈現像の特徴としては1回に使う現像液の原液の量が少ないため使い捨てにすることにより劣化していない現像液を使うので現像液の疲労による像の不安定さがなくなる点である。
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